Entries from 2009-06-01 to 1 month
そして最後はマデイラ。アルコール許容度数を超えつつあったが、30年ものの魅惑的な香りには抗えず、杯を重ねていただいた。
好きなテンプラニージョが登場したのには驚いた。よく冷えたテンプラは喉に心地よい。
以上で、シャンパンから始まり、白、赤(ピノノワールからボルドー、そして古酒へ)と一通りワイン巡りが完了したが、まだ飲み足りない・話し足りない面々に白ワインがふるまわれる。こちらも品のよさと飲みごたえのよさが両立した素晴らしいもの。
1986年の当たり年のサンテミリオン。ガーネット色が美しい。ややこげたニュアンスがあるが、20年以上たっても果実味があり、タンニンもしっかり感じられる点はさすが。
カベルネ・ソーヴィニョンの香りと味わいが強く、しっかりとした骨格で、王道的なボルドーだと感じた。エレガントなピノが続いた後、凝縮されたカリフォルニアのピノ、そしてボルドーワインと、いただいた順番もよかった。ワインのバリエーションの豊かさを…
個人的にも大好きなカレラ。上品ながらも甘く濃い香りと味わいは、フランスのピノとは大きく異なる。
こちらのニュイ・サン・ジョルジュも素晴らしい香り。素晴らしいプルミエ・クリュを立て続けにいただき、幸せなことこの上ない。ワインも素晴らしいのはもちろんだが、リビングの雰囲気、JBLのスピーカーからながれるMQJによるバッハ、そしてユーモアあふれ…
こよなくブルゴーニュワインを愛されるDさんが持参。エチケットを見ただけで、クラスメイトが持参したのは誰かあててしまうほどDさんといったらというもの。期待以上のピノワールの素晴らしい花の香りが押し寄せ、味わいも力強さがある。
次はシャサーニュ・モンラッシェで、先ほどのシャブリとは好対照にミネラルも酸もしっかりしている。この強いミネラル感はさすが。モンラッシェを飲むと、いつも「立体的」という表現が頭に浮かぶ。
いきなりハイレベルなシャブリ。2006年だが、品のいい柑橘類の香りがあり、味わいはきわめてまろやかで白桃を思わせる。
僕が持ってきたもの。シャンパン好きの葉山先生がいらっしゃるので無難に選択。林先生がお持ちのモエ・エ・シャンドンの特製シャンパン・クーラーでサーブさせていただいた。もう少し冷えているとよかったかなと思ったが、テタンジェはやっぱりおいしい。
アカデミー・デュ・バンの林先生のご自宅に元クラスメイト10名でお邪魔してワイン持ち寄り会を開いた。先生のご自宅は予想をはるかに超える広さで、緑したたるお庭をながめつつ、先生と旦那様、そしてゲストの葉山孝太郎先生と歓談した。先生の旦那様を中心…