フランス
コルナス、デュパプ、そしてこのジゴンダスは3大my favoriteワインだが、立て続けで授業でも出てそれだけで満足。熟した甘みのため口当たりは柔らかだが、タンニンがしっかりしてダレず、そして余韻が長いため奥行きをしみじみ味わえる。講師はこれはAC/DC…
デュパプも個人的な好みの品。甘みと柔らかな口当たりと同時に、繊細な花の香りと複雑な味わいが楽しめるところが気に入っている。
コルナスはmy favorite。先日もビストロでグラス売りされていて試したが大変満足した。花の香りがよく、味わいもしっかり、きめも細かい。
同じシラー主体でもこちらは肉っぽくスパイシー。癖がある様をもって、講師はクイーンに例えていた。
シラー種の濃さが感じられるが、口当たりはソフト。北米のシラーズにありがちな禍々しい樽香がないのがローヌのシラーのよいところ。講師は飲みやすさを根拠に、このワインをヴァン・ヘイレンと言っていた。
濃く甘め。常飲している手頃なスペインワインを思い出した。
100% Viognier。強い桃やアプリコットの香り。酸は弱め。
重みと骨格がはっきりとしつつも、かつ舌触りが素晴らしく、上品さが兼ね備わった印象。
リッチで整っており文句がない。
やわらかく、酸味と甘みを感じる。甘酸っぱい切ない印象。講師は007のボンド役でいえばダニエル・クレイグといっていたが、確かにこの酸味がクレイグのクールさを彷彿させる。
マグナムボトルで提供された。まさにシガーの香り。しっかりとした肉料理を食べつつ、こちらを飲んだらはまりそう。
官能的な香り。香りを試すたびに恍惚としてくる。ブルゴーニュと比べてもより妖女的。
とても整っており、香り・味わいともに余韻が長い。今回では個人的に気に入ったワイン。それでも$30。
ボルドーらしく骨格がしっかりしている。価格に比して($23)高級感がある。
小学校4年生から知っている幼なじみで、高校も一緒、その後は関東・関西方面に分かれたものの、時折会っていたHさんが、ちょうど同じ時期に地元に帰省していることがわかり、僕の出国前にということで食事をすることになった。ほぼ5年ぶりの再会だが、幼年期…
以上で、シャンパンから始まり、白、赤(ピノノワールからボルドー、そして古酒へ)と一通りワイン巡りが完了したが、まだ飲み足りない・話し足りない面々に白ワインがふるまわれる。こちらも品のよさと飲みごたえのよさが両立した素晴らしいもの。
1986年の当たり年のサンテミリオン。ガーネット色が美しい。ややこげたニュアンスがあるが、20年以上たっても果実味があり、タンニンもしっかり感じられる点はさすが。
カベルネ・ソーヴィニョンの香りと味わいが強く、しっかりとした骨格で、王道的なボルドーだと感じた。エレガントなピノが続いた後、凝縮されたカリフォルニアのピノ、そしてボルドーワインと、いただいた順番もよかった。ワインのバリエーションの豊かさを…
こちらのニュイ・サン・ジョルジュも素晴らしい香り。素晴らしいプルミエ・クリュを立て続けにいただき、幸せなことこの上ない。ワインも素晴らしいのはもちろんだが、リビングの雰囲気、JBLのスピーカーからながれるMQJによるバッハ、そしてユーモアあふれ…
こよなくブルゴーニュワインを愛されるDさんが持参。エチケットを見ただけで、クラスメイトが持参したのは誰かあててしまうほどDさんといったらというもの。期待以上のピノワールの素晴らしい花の香りが押し寄せ、味わいも力強さがある。
次はシャサーニュ・モンラッシェで、先ほどのシャブリとは好対照にミネラルも酸もしっかりしている。この強いミネラル感はさすが。モンラッシェを飲むと、いつも「立体的」という表現が頭に浮かぶ。
いきなりハイレベルなシャブリ。2006年だが、品のいい柑橘類の香りがあり、味わいはきわめてまろやかで白桃を思わせる。
僕が持ってきたもの。シャンパン好きの葉山先生がいらっしゃるので無難に選択。林先生がお持ちのモエ・エ・シャンドンの特製シャンパン・クーラーでサーブさせていただいた。もう少し冷えているとよかったかなと思ったが、テタンジェはやっぱりおいしい。
父はドライでシャープな白は苦手なので、マコネを選択。期待通り、甘い蜜の香りがする果実味のあるワインで、父はなんども香りを楽しんでいた。
以前サン・トーバンを飲んで大変おいしかった記憶があったことと、モンラッシェのすぐ隣の畑で収穫されたブドウでつくられたとのことで試してみたもの。GW中でも大変天気がいい時に飲んだこともあってか、シャープな果実味とミネラル感が心地よかった。
手ごろな値段でお勧めされていたブルゴーニュ。「シャンボール・ミュジニー村のブドウ100%」と触れてあったので、シャンボール・ミュジニーは父もきっと好きだろうと購入した。実際、その繊細な香りは父も絶賛。瞬く間に一本が空いてしまった。
白ワインも頂きたくなったため、大好きなムルソーをお願いすることに。こちらのジュヌヴリエールは期待通り、複雑な香りと濃厚な味わいを楽しめるものだった。ソムリエの小嶋さん、鈴池さんと歓談していると、より香りが高く、余韻が長く感じられてきた。「…
先生にオヨ・デ・モントレーのエピキュールNo.2を差し上げ、僕は好きなPunch Punchを楽しんでいた。そこに現れたのは追加で注文されたシャンポール・ミュジニー。シガーを吸った喉を、軽やかに潤し、流れていく。ミュジニーは何度飲んでも本当に素晴らしい。
香りはカベルネソービニョンだが、その酸味とまろやかさに混乱。隣の席のショコラさんも首をなんどもかしげていた。先に回答が示された隣のテーブルで歓声があがる。この歓声はカベルネとみせかけてやはりメルローかと思いそう回答したが、はずれてしまう。…
分厚いほどの甘い香りが漂い、味わいも濃い。リースリングとすぐわかる味わいだったが、ビンテージまではわからなかった。2005年程度と思ったが、予想以上に古く2000年。熟成させたリースリングの奥深さを味わうようだった。