Entries from 2009-04-01 to 1 month

Paleo Rosso

最後はイタリアワイン。こちらはカベルネ・フラン100%とのこと。そんなワイン飲んだことがないとわくわくしながら鼻を近づけると、えも言われぬ甘い香りが。熟成させたボルドーを飲んだ時に感じた香りと近いかもと思い口にすると、はっとするくらいの青々し…

Meursault 1er Genevrieres

白ワインも頂きたくなったため、大好きなムルソーをお願いすることに。こちらのジュヌヴリエールは期待通り、複雑な香りと濃厚な味わいを楽しめるものだった。ソムリエの小嶋さん、鈴池さんと歓談していると、より香りが高く、余韻が長く感じられてきた。「…

K Vintners Syrah The Deal

KT君が「濃いワインが飲みたいです」というので、出していただいたものがこちらのシラー。シラーはその生臭さとスパイシーさに苦手意識があるため(シラーズも単調な印象がありあまり手を出していません)、自ら頼むことはない。しかし、ワシントン州のシラ…

Carmenere KAI

カルメネールという品種は、思い出のチリワイン「Diablo」シリーズ(初めて心からおいしいと思ったワインは、入社直後に大学時代の先輩にお祝いで連れて行ってもらったバーで飲んだディアブロのカベルネだった。以前、一度エントリを途中まで書いてうっかり…

京都出張で一通り仕事が終わった後、一緒だった後輩のKT君と飲みに行くことに。僕がワインにはまっていることを知っているKT君は、ぜひワインバーに連れて行ってほしいとのことなので、じゃあ君のワイン観を変えてあげようと豪語し、花見小路「クープ・ド・…

シガー Hoyo de Monterrey Epicure no.2 / Saint Luis Rey / Punch Punch

先日、葉山先生とご一緒した際にお好きだといっていたのでオヨのNo.2をお渡ししたが、オイルライターからの着火の姿は素敵だった。また、誤って僕が吸い口を切りすぎた時に若干見せた狼狽ぶりに、シガー愛好家の姿を見た(大変申し訳ありませんでした)。ク…

Dolce Manastrell/ Oliveres 2004

ソムリエがお店から、と出してくださったのがスペインの甘口ワイン。Punchとはにくいほどの相性を示していた。最後の締めくくりにこれ以上なかった。

Chambolle-Musigny 1er Cru 'Les Sentiers'/ Domaine Herve Sigaut 2000

先生にオヨ・デ・モントレーのエピキュールNo.2を差し上げ、僕は好きなPunch Punchを楽しんでいた。そこに現れたのは追加で注文されたシャンポール・ミュジニー。シガーを吸った喉を、軽やかに潤し、流れていく。ミュジニーは何度飲んでも本当に素晴らしい。

Amarone Classico del la Valpolicella/ Zenato 1986

どこかで味わったなつかしい感じがするものの、どうしても出てこない。バローロでもかなり熟成させたものと回答したところ、答えはアマローネ。アマローネは大好きで今年の正月にも飲んでいるのに、当てることができずがっかり。飲んでいるうちにシガーが吸…

Chateau Lanessan / Haut-Medoc 1989

香りはカベルネソービニョンだが、その酸味とまろやかさに混乱。隣の席のショコラさんも首をなんどもかしげていた。先に回答が示された隣のテーブルで歓声があがる。この歓声はカベルネとみせかけてやはりメルローかと思いそう回答したが、はずれてしまう。…

Reed Vineyard Mt.Harlan Pinot Noir / Calera Estate 1997

ピノノワールの香水のような香りがただよい、味わいも余韻が長い。高級なブルゴーニュかと思いきや、なんとカレラ。カレラは大好きなワインだが、カレラにしては古風さが感じられる味わいだった。言われてみれば最後に残るコクはカリフォルニアのワインらし…

Riesling "Cuvee H" / Gerard Schueller 2000

分厚いほどの甘い香りが漂い、味わいも濃い。リースリングとすぐわかる味わいだったが、ビンテージまではわからなかった。2005年程度と思ったが、予想以上に古く2000年。熟成させたリースリングの奥深さを味わうようだった。

ワインスクールの元クラスメイトとワイン会。今回はクラスメイトのHSさんが贔屓にされている、西麻布にあるワインバー「Ruby」が会場だった。場所柄からか、シックな雰囲気に飲まれ、いつもの見慣れたメンバーにもかかわらず最初はぎこちなさが。しかし、お…

Chateauneuf-du-Pape Domaine du Haut des Terres Blanches 1997

コースが手ごろな価格設定にもかかわらず、個人的には好きなベタなフランス料理の食材(フォアグラ、アワビ、オマール海老・・・)がふんだんに使われ、しかも素材の味を素直に出すかたちでの提供。こういう「まっとうな」フレンチは心から楽しむことができ…

ちょうど桜の時期に京都で仕事というのはありがたい話だった。仕事を終えた後は祇園の新町通りなどで夜桜の写真をとって目を楽しませ、そしておいしいものにありつこうとそのまま花見小路のフレンチ「Restaurant Francais 祇園Abbesses」へ向かった。