Entries from 2009-02-01 to 1 month
グルナッシュ主体の個人的に好きな味わい。グラスをまわすとふくよかな黒系果実の香りがただよい、口当たりはやさしいながらも、芳醇な甘みが口いっぱいにひろがる。
大阪に出張の際には、必ず立ち寄り、おいしい心づくしの料理をいただくのが北新地の「万ん卯」。ここは僕の保育所(!)からの同級生であるTJ君が板前を長らく務める場所だ。こちらで必ずいただくのがくじらを種にしたおでんと〆針鶴。僕はこの新潟の酒を偏…
グルナッシュ主体の個人的に好きな味わい。グラスをまわすとふくよかな黒系果実の香りがただよい、口当たりはやさしいながらも、芳醇な甘みが口いっぱいにひろがる。
大阪に出張の際には、必ず立ち寄り、おいしい心づくしの料理をいただくのが北新地の「万ん卯」。ここは僕の保育所(!)からの同級生であるTJ君が板前を長らく務める場所だ。こちらで必ずいただくのがくじらを種にしたおでんと〆針鶴。僕はこの新潟の酒を偏…
シャンパーニュのロゼ。りんごの香りだが、ロースト香、パンの香りが強い。ロゼシャンパンは美しい。ただ、味わいは1万円を超える金額を出して手に入れるほどではないと感じた。
ローヌのロゼ。グルナッシュ100%。煮詰めたリンゴの香り。コクがあり、余韻が長い。スパイシーで力強さを感じる。今回飲んだロゼで最も気に入った。ロゼでもここまで本格的なものがあることは勉強になった。
ボルドーのロゼ。香りが強く、リンゴやイチゴ。酸がしっかりしている。
ブルゴーニュ、マルサネのロゼワイン。熟したりんごの香りで、ほんのり甘い。
ドイツのロゼ。ロートリングと呼ばれる、白ブドウと黒ブドウを混ぜてつくる手法のワイン。シトラスや草の香り。こういう香りがするロゼもあるのだと驚く。酸味が極めて強い。
ロワールのロゼ。淡いバラ色がきれい。ロゼワインは本当に美しい。イチゴやカリンの香りの中甘口。
前述のワインの村名もの。香りがより強く味わいも酸味が丸く感じられるが、自分としてはほぼ同類と感じられた。しかし価格差は3倍以上。フランスワインに安いもので好みを探すのは難しいと感じさせられる。(実際は雑誌やネットの評価で安くておいしいフラン…
ブルゴーニュ。香りは弱く、甘ったるいイチゴジャム。味わいはさんがシャープでフレッシュ。最初はガメイかと思ったが、ピノノワールだった。フランスの2000円台のピノだと所詮こんな感じなのだろうか。
前述のワインのファーストラベル。青臭さはぐっとおさまり、味わいも骨格がよりはっきりとし、余韻も長い。ファーストとセカンドの違いが明確に感じられる。においにくせがあるが、こちらは大変おいしい。
ボルドー。カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランなど。ピーマンの青臭さと革の香りが強くとっつきが悪い。こういうワインがあるのでフランスワインに苦手意識を感じていた。味わいは滑らかなタンニンで果実味もあり、まっとう。ただこのに…
シラーズ100%。樽香が激しく、バニラの香りが強い。酸味は弱く、果実味豊富。かなりベタにわかりやすい味。一口目はおっと思うが、ずっと飲んでいると疲れそう。
ローヌのシラー。いままで慣れ親しんでいたシラーはカリフォルニアやオーストラリアのものだったことに気がつかされた。生肉のような癖のある香りがするこのワインがシラーとは判断できなかった。もともとフランスのシラーはこうしたテイストだとのこと。新…
今回は赤ワインでは、造り手が同じでも村名ワインと地域名での違い、またファーストラベルとセカンドラベルの違いを学んだ。これは当然一概にはいえず、ドメーヌごとに違ってくるのだろうけれども、実際に利き酒のように両方を試すのはおもしろい経験だった…