Domaine Les Pallieres, Gigondas, 2006

コルナス、デュパプ、そしてこのジゴンダスは3大my favoriteワインだが、立て続けで授業でも出てそれだけで満足。熟した甘みのため口当たりは柔らかだが、タンニンがしっかりしてダレず、そして余韻が長いため奥行きをしみじみ味わえる。講師はこれはAC/DC…

Vieux Donjon, Chateauneuf-du-Pape, 2007

デュパプも個人的な好みの品。甘みと柔らかな口当たりと同時に、繊細な花の香りと複雑な味わいが楽しめるところが気に入っている。

Robert Michel, Cornas, 1990

コルナスはmy favorite。先日もビストロでグラス売りされていて試したが大変満足した。花の香りがよく、味わいもしっかり、きめも細かい。

Paul Jaboulet Les Jumelles, Cote-Rotie, 2004

同じシラー主体でもこちらは肉っぽくスパイシー。癖がある様をもって、講師はクイーンに例えていた。

Alain Graillot, Crozes-Hermitage, 2005

シラー種の濃さが感じられるが、口当たりはソフト。北米のシラーズにありがちな禍々しい樽香がないのがローヌのシラーのよいところ。講師は飲みやすさを根拠に、このワインをヴァン・ヘイレンと言っていた。

Domaine de Fondreche, Cotes-du-Ventoux, 2006

濃く甘め。常飲している手頃なスペインワインを思い出した。

Domaine Georges Vernay, Condrie Les Terasses de l'Empire, 2007

100% Viognier。強い桃やアプリコットの香り。酸は弱め。

CBSワインテイスティングコース(ローヌ編)

ワインテイスティングコースはその後も、勤務先の出張と重なって行けなかったイタリア編以外はすべて参加することができ、ワインの多様なあり方を改めて鑑賞したが、久方ぶりの学生生活の忙しさ(?)にかまけて更新を怠っていた。先日(12月25日)日本での…

Chateau Mouton Rothschild, Pauillac, 1993

重みと骨格がはっきりとしつつも、かつ舌触りが素晴らしく、上品さが兼ね備わった印象。

Chateau Chateau Gazin, Pomerol, 2006

リッチで整っており文句がない。

Chateau Calon-Segur 2nd Growth, Sant-Estephe, 2000

やわらかく、酸味と甘みを感じる。甘酸っぱい切ない印象。講師は007のボンド役でいえばダニエル・クレイグといっていたが、確かにこの酸味がクレイグのクールさを彷彿させる。

Chateau Gruaud-Larose, 2nd Growth, Saint-Julien, 1988

マグナムボトルで提供された。まさにシガーの香り。しっかりとした肉料理を食べつつ、こちらを飲んだらはまりそう。

Chateau Margaux Pavillon Rouge, Margaux, 2006

官能的な香り。香りを試すたびに恍惚としてくる。ブルゴーニュと比べてもより妖女的。

Chateau de Fieuzal, Pessac-Leognan Grand Cru Classe, 2005

とても整っており、香り・味わいともに余韻が長い。今回では個人的に気に入ったワイン。それでも$30。

Chateau d'Aighuile, Cotes de Castillon, 2006

ボルドーらしく骨格がしっかりしている。価格に比して($23)高級感がある。

ワインテイスティングコース開始

コロンビア大学のビジネススクールに「ワインソサエティー」というワインサークルがある。渡米前からこのサークル活動に参加したいと考えていたが、ついに今期のクラスが始まり、念願のクラス入りを果たすことができた。今期の最初の活動として、ワインテイ…

ニューヨークのワイン事情の印象

ニューヨークに住みはじめてちょうど一ヶ月ほど経過したが、充実しつつも慌ただしかった。まだなかなか思いついてワインバーにいったりワインショップにいくといったことはできてない。とはいうものの、垣間みる形でワインに触れてはいるため、多少書き留め…

ワインスクールのみなさんとの壮行会

アカデミー・デュ・ヴァンの元クラスメイトの皆様が、わざわざ休日に集合してくださって、私のために壮行会を開いていただいた。幹事のまたはちさんがご予約くださった八丁堀のMARUへまずは集合。MARUは勤め先からのアクセスがいいこともあってよく通ったが…

Veuve Clicquot Yellow Label

小学校4年生から知っている幼なじみで、高校も一緒、その後は関東・関西方面に分かれたものの、時折会っていたHさんが、ちょうど同じ時期に地元に帰省していることがわかり、僕の出国前にということで食事をすることになった。ほぼ5年ぶりの再会だが、幼年期…

Domaine Serene 2006

今日は誕生日ということでお気に入りのオレゴン・ピノノワールのDomaine Sereneを開けた。香り高く、凝縮味強いが、酸もしっかりとあって大味ではない。あっという間になくなってしまった。

Madeira Barbeito 30 Anos Malvasia

そして最後はマデイラ。アルコール許容度数を超えつつあったが、30年ものの魅惑的な香りには抗えず、杯を重ねていただいた。

Marques de Grinon Rioja Tempranillo 2005

好きなテンプラニージョが登場したのには驚いた。よく冷えたテンプラは喉に心地よい。

Les Plantiers du Haut-Brion 2005

以上で、シャンパンから始まり、白、赤(ピノノワールからボルドー、そして古酒へ)と一通りワイン巡りが完了したが、まだ飲み足りない・話し足りない面々に白ワインがふるまわれる。こちらも品のよさと飲みごたえのよさが両立した素晴らしいもの。

Chateau Pomone Saint-Emilion Grand Cru 1986

1986年の当たり年のサンテミリオン。ガーネット色が美しい。ややこげたニュアンスがあるが、20年以上たっても果実味があり、タンニンもしっかり感じられる点はさすが。

Chateau Croizet Bages 2005

カベルネ・ソーヴィニョンの香りと味わいが強く、しっかりとした骨格で、王道的なボルドーだと感じた。エレガントなピノが続いた後、凝縮されたカリフォルニアのピノ、そしてボルドーワインと、いただいた順番もよかった。ワインのバリエーションの豊かさを…

Calera Mills Pnot Noir 2006

個人的にも大好きなカレラ。上品ながらも甘く濃い香りと味わいは、フランスのピノとは大きく異なる。

Nuits-Saint-Georges 1er Cru "Les Murgers" Domaine A.Chopin & Fils 2004

こちらのニュイ・サン・ジョルジュも素晴らしい香り。素晴らしいプルミエ・クリュを立て続けにいただき、幸せなことこの上ない。ワインも素晴らしいのはもちろんだが、リビングの雰囲気、JBLのスピーカーからながれるMQJによるバッハ、そしてユーモアあふれ…

Chambolle-Musigny 1er Cru "Les Cras" Domaine G.Roumier 2004

こよなくブルゴーニュワインを愛されるDさんが持参。エチケットを見ただけで、クラスメイトが持参したのは誰かあててしまうほどDさんといったらというもの。期待以上のピノワールの素晴らしい花の香りが押し寄せ、味わいも力強さがある。

Chassagne-Montrachet 1er Cru "Clos Saint Jean" 1999

次はシャサーニュ・モンラッシェで、先ほどのシャブリとは好対照にミネラルも酸もしっかりしている。この強いミネラル感はさすが。モンラッシェを飲むと、いつも「立体的」という表現が頭に浮かぶ。

Chablis Domaine Raoul Gautherin & Fils 2006

いきなりハイレベルなシャブリ。2006年だが、品のいい柑橘類の香りがあり、味わいはきわめてまろやかで白桃を思わせる。