ワインテイスティングコース開始

gaznak2009-10-08


コロンビア大学ビジネススクールに「ワインソサエティー」というワインサークルがある。渡米前からこのサークル活動に参加したいと考えていたが、ついに今期のクラスが始まり、念願のクラス入りを果たすことができた。

今期の最初の活動として、ワインテイスティングコースが開催されている。これは、Wine & Spritsの編集者などを務め、私の通っているポリシースクール(School of International and Public Affairs)のOBでもある講師が、ボルドーブルゴーニュ、イタリア、スペイン、アメリカと各国のワインをテイスティングを通じて紹介し、受講者がワインの多様さについて学ぶと言った内容だ。生徒はコロンビア大のビジネススクールロースクール、ポリシースクールの学生が対象で、40名ほどの学生が集まっている。(授業内容の詳細はこちら

講義は通常使われているビジネススクールの教室で行われる。グラスが7つ置かれ、講義を聞きながら順に味わっていくスタイルはアカデミーデュヴァンに通っていた頃を思い出させた。

テイスティングコースの初回はボルドーボルドーはLeft bank とRIght bankの違いが重要だ、など馴染みの解説がありつつも、007の歴代俳優に各ボルドーワインを対応させてその特徴を示すという、大変ユニークなもので会場はたびたび笑いに包まれた。例えばMargauxは最もfeminineかつhaunting perfumeがあるワインなのでピアース・ブロスナンに例えられるといった説明には感心した。

テイスティングは7種類で、20ドル程のCotes de Castillonから始まり、途中にChateau Gruaud-Laroseの2級で1988年マグナムボトル、最後はMouton Rothschildとボルドーのエレガントでありながら、多様なワインをしっかり楽しむことができた。