Entries from 2009-01-01 to 1 month

Castano Monastrell 2002

月一のボードゲーム会に参加(前回、そして今回)し、その後の打ち上げは泣く泣く不参加で、知人が出演するピアノコンサートに行ってきた。応援にかけつけた知人数名とで、ドビュッシーの余韻さめやらぬなか、錦糸町のスペイン料理屋(Vinoteca Pancho's)で…

Kowedirh Riesling Halbtrocken

今日は職場のランニング部の月例皇居ランの日。雨が心配だったが、スタートの19時半頃にはちょうどやんでおり、きもちよくkm5分ほどで皇居を2周走った。稲荷湯もいつもよりかなりすいており、じっくりと湯につかる。沸き立つ泡に身を任せて目を閉じれば至福…

Kemenys Hidden Label 2005

ガルナッチャ、マタロ、シラーズ。クリーン・スキン・ワインと呼ばれる、ブドウが豊作な年に値崩れを避けるため、ブランド名ははずした上で出しているワインの1つとのこと。したがって、ブドウ自体の質は高くても安く買える点が魅力、ということらしい。そ…

Chateau Bellevue Marchand 2005

ボルドーAOCで、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョンがほぼ3分の1ずつ。抜栓してグラスに注いですぐに、凝縮された果実味ある香りがただよってきた。飲み口はスムースなものの、味わいは力強く、しっかりしたタンニンが感じられる。アフタ…

'Barolo 2004' Terre del Barolo

バローロには目がないたちだが、いかんせん高いのでなかなか飲めない。ただこれはネットショップで3000円程度でかつ高評価として売っていたので、ついつい買ってしまう。オレンジがかった色合いと深い甘みのある香りは確かにバローロ。しかし、一口飲んだと…

Deschants 2003

ローヌのシラー。極めてスパイシーで、生肉のような臭さがただよい、どちらかというと苦手な香り。味わいもさんが強く、きつい。単体ではすぐ飲むのをやめてしまいそうな味わいだが、焼きトンなど、癖のある焼き物と合わせればこれはこれでいいかも。

Montrius 2004

ローヌのグルナッシュとシラーの半々。干した黒系果物の香りと弱い酸ながらも果実味の強さ、やわらかな飲み口に、グルナッシュとすぐ感じたものの、つんとくるスパイシーさがグルナッシュにしてはやや強めかと思ったら、正解はシラーも半々に加わっていまし…

Pupille 2004

メルロー100%。香りからメルローといったんは判断したものの、だんだんカベルネ・ソーヴィニョンかなという気がしてきたら、やっぱりメルローだった一品。メルローはまだまだとらえるのが難しい。花の香りとともに、チョコやバニラの風味も感じられる。こち…

Merucurey 1er Cru 2005

ピノ・ノワール。ブラインドでもさすがにオレンジがかった淡い色と、ラズベリーのような香りにピノ・ノワールとすぐに察せられる。ピノの土の香り、しんとした森の感覚というのは好きだ。こちらは酸はシャープでタンニンも弱く、ピノでも、基本的に香りを楽…

Saumur Chanmpigny 2005

ロワールのカベルネ・フラン。カベルネフラン100%のワインを初めて飲んだが、その香りの豊かさにびっくり。初めは高いメルローのワインかと思ったが、2200円ですか。。。ブラックベリーが強いながらも、すがすがしい杉のような香りもまたあり、そしてアルコ…

Joseph Drouhin Beaujolais Villages 2006

ボージョレ。いつのまにかガメイのイチゴちゃんな香りが大好きであることを自覚するようになった。嘘くさいストロベリーバブルガムの香りだといわれようが、自分としては十分陶酔感を味わえる。酸味が強く、軽く、アフターもないのがボージョレでも、この香…

La Domaine Weinbach 2006

アルザスのリースリング。こちらは樽での熟成が施されていることから、オイリーで複雑な香りがする。酸は同じくシャープ。

La Dopff Riesling 2006

アルザスのリースリング。花の香りが強い。酸はかなりシャープで、後に苦味が残るほど。

La Meursault 2006

ムルソーのシャルドネ。青いリンゴの香りで、味わいは果実味が強く出ている。今回飲んだ白で最も高価だが(7000円近い)、特に気に入らなかった。

La Vignee 2006

シャルドネ。硬い洋ナシの香りで、厚みがあり、果実が熟した感じ。酸は丸く、果実味はしっかりとしている。こうした厚めの味わいは好きだ。でも2000円台というのは素晴らしい。

Chateau Mont Perat Blanc 2006

ボルドーのソーヴィニョン・ブラン80%とセミヨン20%。今回飲んだ6種の白ワインで断トツにうまいと感じた。ブラインドでの受講生の投票でも最も人気が高かったが、それが神の雫で著名となったモンペラの白だったというのには驚いた。今回は7000円近いワインが…

Quicy 2007

ロワールのソーヴィニョン・ブラン。ソーヴィニョン・ブランはさすがにブラインドでもわかるようになってきたが、ハーブのさわやかな香りがすがすがしく感じられる。酸がしっかりしている。

ワインスクール3回目

なぜ葡萄畑は斜面が好まれるのかや、低収量、密植、高齢な葡萄の樹が望ましい理由などが理詰めで理解できた。「ワインの物語」を読んでも、本当に人類とワインの歴史は長いことがわかるが、こうした何千年にわたるワインとの付き合いから生まれてきた栽培や…

Perez Barquero

よく通っている恵比寿のスペインバルのティオ・ダンジョウで、オーナーの檀上さんに特にお願いして出してもらったシェリー酒。瓶の古さが年月を物語っていた。香りは甘く強く、ものすごく粘土が高い。紫色の膜でグラスの面が覆われてしまう。そして、極上の…

Chateau Damase 2004

メルロー100%。メルローは土臭さが正直苦手だが、いつまでもかいでいたくなる甘い香りが期待感をそそる。最初の一口では、やっぱり土っぽく感じるが、果実味があるためさほど気にならない。しばらく香りを楽しみつつ飲んでいるうちに、そう気にならなくなっ…

Fitou un reve 2000

ヴィンテージが2000年の、グルナッシュ(個人的には「ガルナッチャ」のほうが親しい)、カリニャン(知らない)、シラーの3種からなる。9年近くたっていることもあって、色はややオレンジ色の赤。香りも甘いなかにも枯れたところがある。グルナッシュのやさ…

Samur Domaine des Guyons 2007

シュナン・ブラン。艶のある黄色。ハチミツがかった柑橘系果物の香り。甘味があり、酸は丸まっている。コクが感じられる。講師のカリンの香り、という説明に納得。秋や初冬にストーブの前でゆっくり飲めるといい感じかな。

Crozes-Hermitage 2004

ローヌのマルサンヌ95%、ルーサンヌ5%。麦わらがかった黄色。漢方薬とまではいかないけれど、最初は東洋的な不思議な感触を受けるが、白桃や蜂蜜の香りがしだいに感じられる。少し水っぽさを感じる味わいだが、後を引く。こうしたオリエンタルな香りのする白…

Chateau de Chantegrive

グラーヴのソーヴィニョン・ブラン50%とセミヨン50%。グレープフルーツのさわやかさに加えて、アプリコットの少し熟した香りも。グレープフルーツの厚みがある味わい。しっかりした酸。ソーヴィニョン・ブラン100%と飲み比べると、確かに半々になっているこ…

William Fevre 2007

シャルドネ。香りはやや弱いレモン、味わいは酸味が強く、ドライ。ミネラル感も。舌の奥から唾液がわく。胸やけもしてしまうかも。よく結婚式場で出てくるような典型的なシャブリ。個人的にはあまり得意ではない。

Domaine du Nozay Sancerre 2007

ロワールのソーヴィニョン・ブラン。パッションフルーツの香りに、さわやかなハーブのニュアンス。強いシャープな酸。夏はこれをきりっと冷やすと確かに涼しくなりそう。芝生の上で飲んで花火でも見たい。

Alsace Riesling "Hugel" 2006

リースリング。淡いレモンイエローの外観、洋ナシの香り、割とオイリー。味わいは果実味が豊かで酸もシャープ。ブラインドもわかるほど、リースリングは特徴的なんですね。ソーセージとあうという言葉になるほどと思う。

Claude Dugat Gevrey Chambertin 2005

クロード・デュガのジュヴレ・シャンベルタン。オレンジがかっていながら、それでも鮮やかな赤色。花の香りが豊かにただようなか、生クリームやシガーの香りが余韻となって感じられる。タンニンは丸いものの、構成力のある味わい。ピノノワールはやっぱりこ…

Penfolds BIN 28 Kalimna Shiraz 2004

シラーズ。濃い紫。カシスに加え、チョコレートや、黒コショウの香りも。タンニンが強く、スパイシーな味わい。ただ、時間がたつにつれて、丸みを帯びたコクのある味わいに変化していった。最初はシラーズ特有のツンとくる香りがちょっと抵抗があったが、し…

Errazuriz Estate Cabernet Sauvignon 2007

カベルネ・ソーヴィニョン。黒みがかった赤。カシスやチョコレートの香りとともに、ミントのニュアンス。熟した果物の味わいが、強めのアルコールとともに押し寄せる。余韻はスパイシー。これはインパクトはあるけど、ちょっと疲れるかも。辛いインドカレー…