Entries from 2009-01-25 to 1 day

Deschants 2003

ローヌのシラー。極めてスパイシーで、生肉のような臭さがただよい、どちらかというと苦手な香り。味わいもさんが強く、きつい。単体ではすぐ飲むのをやめてしまいそうな味わいだが、焼きトンなど、癖のある焼き物と合わせればこれはこれでいいかも。

Montrius 2004

ローヌのグルナッシュとシラーの半々。干した黒系果物の香りと弱い酸ながらも果実味の強さ、やわらかな飲み口に、グルナッシュとすぐ感じたものの、つんとくるスパイシーさがグルナッシュにしてはやや強めかと思ったら、正解はシラーも半々に加わっていまし…

Pupille 2004

メルロー100%。香りからメルローといったんは判断したものの、だんだんカベルネ・ソーヴィニョンかなという気がしてきたら、やっぱりメルローだった一品。メルローはまだまだとらえるのが難しい。花の香りとともに、チョコやバニラの風味も感じられる。こち…

Merucurey 1er Cru 2005

ピノ・ノワール。ブラインドでもさすがにオレンジがかった淡い色と、ラズベリーのような香りにピノ・ノワールとすぐに察せられる。ピノの土の香り、しんとした森の感覚というのは好きだ。こちらは酸はシャープでタンニンも弱く、ピノでも、基本的に香りを楽…

Saumur Chanmpigny 2005

ロワールのカベルネ・フラン。カベルネフラン100%のワインを初めて飲んだが、その香りの豊かさにびっくり。初めは高いメルローのワインかと思ったが、2200円ですか。。。ブラックベリーが強いながらも、すがすがしい杉のような香りもまたあり、そしてアルコ…

Joseph Drouhin Beaujolais Villages 2006

ボージョレ。いつのまにかガメイのイチゴちゃんな香りが大好きであることを自覚するようになった。嘘くさいストロベリーバブルガムの香りだといわれようが、自分としては十分陶酔感を味わえる。酸味が強く、軽く、アフターもないのがボージョレでも、この香…

La Domaine Weinbach 2006

アルザスのリースリング。こちらは樽での熟成が施されていることから、オイリーで複雑な香りがする。酸は同じくシャープ。

La Dopff Riesling 2006

アルザスのリースリング。花の香りが強い。酸はかなりシャープで、後に苦味が残るほど。

La Meursault 2006

ムルソーのシャルドネ。青いリンゴの香りで、味わいは果実味が強く出ている。今回飲んだ白で最も高価だが(7000円近い)、特に気に入らなかった。

La Vignee 2006

シャルドネ。硬い洋ナシの香りで、厚みがあり、果実が熟した感じ。酸は丸く、果実味はしっかりとしている。こうした厚めの味わいは好きだ。でも2000円台というのは素晴らしい。

Chateau Mont Perat Blanc 2006

ボルドーのソーヴィニョン・ブラン80%とセミヨン20%。今回飲んだ6種の白ワインで断トツにうまいと感じた。ブラインドでの受講生の投票でも最も人気が高かったが、それが神の雫で著名となったモンペラの白だったというのには驚いた。今回は7000円近いワインが…

Quicy 2007

ロワールのソーヴィニョン・ブラン。ソーヴィニョン・ブランはさすがにブラインドでもわかるようになってきたが、ハーブのさわやかな香りがすがすがしく感じられる。酸がしっかりしている。

ワインスクール3回目

なぜ葡萄畑は斜面が好まれるのかや、低収量、密植、高齢な葡萄の樹が望ましい理由などが理詰めで理解できた。「ワインの物語」を読んでも、本当に人類とワインの歴史は長いことがわかるが、こうした何千年にわたるワインとの付き合いから生まれてきた栽培や…