Vina Ardanza Reserva 2000
ロンドンのBerryで店員にクラッシックなリオハがほしいといって薦められたワイン。
オレンジ色の外観に、グラスに鼻を近づけるだけで、いっぱいの香りにつつまれる。テンプラニージョ80%、ガルナッチャ20%と、まさにリオハにもかかわらず、かなり良質なピノノワールに接している感覚をもった。最初に樽香、でもバニラのニュアンスは微塵もない。深いベリーの香りにつつまれ、若干のスパイスが感じられる。しっかりした酸味にますますピノを思わせるが、同時にしっかりとした、同時に丸いタンニンが輪郭をはっきりさせる。余韻は極めて長く、しばし悄然とさせる。
ブランドで試したら間違いなく高級ワインと答えるところだけれども、日本円で3000円程度で購入している。Berry恐るべし!
買ったばかりの「Penin Guide to Spanish Wine 2009」を確認したところ、90点が付けられていた。ワインスペクテーターでも同様の評価だった。
最近は新世界的なスペインワインばかり飲んでいたのかなとちょっと反省。